脱原発活動を行っている俳優、山本太郎さんと妻がブログのなりすまし被害に遭っていたことを週刊誌で明かした。妻を装い、ブログを更新していたのは、なんと妻の父親だという。山本夫婦とは現在とても険悪な状態にあり、妻がかつて父親から虐待を受けていたという内容まで話している。
山本さんは2012年4月に太陽光発電関連の企業に就職。5月下旬に結婚を報告した。相手は18歳年下のプロサーファー、割鞘朱璃さん(19)だった。新婚生活は順風満帆かと思われたが、6月21日発売の「女性セブン」(小学館)でとんでもない告白をしている。
「フィリピン移住」記事も「なりすまし」だった
「山本太郎と19歳新妻が義父の『虐待』『ブログなりすまし』告発!」という物々しい見出しで、山本さん夫妻が取材を受けている。それによると、朱璃さんのブログが朱璃さんの父親、山本さんの義父に乗っ取られてしまったのだという。
朱璃さんが中学3年生のころから続けているブログは元々、父親が管理していた。しかし今月になって、父親が無断でパスワードを変更し、本人になりすまして勝手に記事を更新し出した。山本さんは「穏やかに『ちょっとこの人たちおかしいんちゃう?』って思わせる文章がどんどん(ブログに)のってくるんですよね」と語っている。
6月に入ってから更新され、話題になったのは、朱璃さんが突如フィリピンへの移住計画を語った記事だ。「福島で苦しんでいる人や震災の復興もあるし私達だけが日本を捨てて逃げるなんて。。すごく抵抗があったけどこの先、日本はどうなりかわからないからって」という内容で、ネットでは「結局逃げるのか!何のための反原発だ!」といった批判の声が出ていた。これもなりすましだったという。他にも、新婚旅行の日程が出発の具体的な便名と一緒に公表されたことがあったとしている。