「たとえ参加者は少なくても…」 子どもたちの気持ちにこたえて学びをサポート【岩手・大船渡発】

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   5月26日(土)、大立仮設(大船渡市赤崎町)に約2ヶ月ぶりに行ってきました。


   前回は、まだ雪も残る景色でしたが、この日は前日の雨も上がり、初夏の風が心地よいお天気に恵まれました。

   写真は、大船渡に行く途中の陸前高田「奇跡の一本松」です。


   今回は中学・高校とも部活動の大会と重なり、赤崎地区の参加者は中学2年生の女の子3名。

   1人は前回参加してくれた生徒さんで、お友達2人を誘っての参加です。


   持ってきたテキストやノートを出してもらい、それぞれにやりたい科目を始めます。


   まだ5月でそれほど授業も進んでいないようでしたが、3人ともやるべき課題はきちんと学習しているようでした。

   自分で決めて漢字学習を進めていたり、とても分かりやすくまとめた社会のノートを見せてくれたり…。


   問題集で正解していなかった問題を書き出しての復習や、東南アジアの国々について、スタッフと一緒に教科書やパソコンで検索した地図とにらめっこして答えを探すなど、色々と工夫して学習しました。


   今回は期末テストもまだそれほど近くないため、勉強だけでなく趣味や漫画ついてなど、色々な話をすることができました。

   前回参加してくれた子は、ふんばろうのハンドメイドで教わったというミサンガの作り方が気に入ったと、キットを持ってきて作って見せてくれました。


   学校が終わったらそれぞれの地域にスクールバスで帰っていく彼女たちに、友達と一緒に過ごせる場を提供できたなら、たとえ参加者は少なくても、勉強時間は短くても開催してよかったなと思います。


   これからも勉強したいという気持ちに応えていきたい、と今回現地への支援に参加してその思いを強くしました。

(ふんばろう東日本支援プロジェクト「学習支援プロジェクト」 今)



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ふんばろう東日本支援プロジェクトでは、震災によって大きく変化した子どもたちの学習環境において、学びをサポートする大学生・社会人の派遣、学習教材の提供などを通して、子どもたちの学びたい気持ちを伸ばし、未来を選んでいける力を育てるお手伝いをしています。
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