小沢氏妻の「離縁状」をテレビ「黙殺」 「小沢系議員から圧力?」という指摘も

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毎日新聞編集委員が「小沢系の国会議員からプレッシャー」

   このテレビの「黙殺ぶり」の背景を説明したのが、毎日新聞の6月18日朝刊2面のコラム「風知草」だ。山田孝男編集委員の署名入りで、

「調べてみると、小沢系の国会議員からプレッシャーがかかったらしいことが分かった。『取り上げるなら、もうオタクの番組には出ませんよ』と」

と指摘しているのだ。ただ、コラムには他人事のように書かれているが、毎日新聞のデータベースを調べる限りでは、他に週刊文春の記事に言及しているのは、6月15日の5面に「一体改革修正協議 民・自合意へ」と題して掲載された記事だけだ。産経新聞以外の大手紙・ブロック紙も同様で、雑誌『創』の篠田博之編集長が中国新聞の6月18日のコラム「週刊誌を読む」で言及しているぐらいだ。

   このような状況を、韓国の朝鮮日報は6月19日、

「小沢一郎氏夫人の暴露の手紙、日本のテレビ局は報じず」

と題して報じている。記事では、前出の毎日新聞のコラムを紹介した上で、

「朝日新聞や読売新聞などはまだ、この問題について報じていない。これは、政界の大物である小沢氏に関する取材が不可能になることを懸念しているためだ、と指摘する声が出ている」

と論評している。

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