「そんな記事があったとすれば誤報です」と関係者
ネットでこの話題が持ちきりになるのには伏線がある。それは今年1月から海外のサイトで「Singers You'd Like to Perform at the 2012 London Olympics Opening Ceremonies(2012年ロンドン五輪のオープニングセレモニーでパフォーマンスして欲しい歌手)」というアンケートが実施され、初音ミクが1位に輝いた。日本からの組織票という見方もあったが、初音ミクを賞賛するコメントの殆どが英語で書き込まれ、世界的に人気になっているのがわかった。また、トヨタがアメリカのCMに初音ミクを起用し、「グーグル」が日本のテレビCMに登場させるなど、存在感が大きくなっている。
ネットでは、
「今度ロンドン・五輪の開会セレモニーで歌うらしいじゃないの。冗談がなんでこうなったのかねえ?」
「これってマジ?マジだよね??僕は信じるよ。すっっっごい期待してる!」
などと盛り上がった。
しかし、三枝さんが社長の音楽プロデュース会社メイ・コーポレーションに聞いてみたところ、
「三枝はロンドン五輪の作曲やプロデュースは依頼されておりませんし、そんな記事があったとしたら誤報ですね」
と完全否定。初音ミクに関しては、
「インタビューで初音ミクは面白いし興味がある、という発言をしましたが、作曲をするなどの話は聞いておりません」
ということだった。