一般紙や地上波はほとんど触れず
メディア報道も総じて低調だ。テレビの地上波は完全に「黙殺状態」で、一般紙は産経新聞が報じた程度。同紙は
「手紙の与える影響を懸念する声もあるが、それでも小沢氏は強気を貫くしかない」
と論評した。
夕刊紙は対応が分かれた。夕刊フジは、1面トップで「小沢致命傷」との見出しを掲げ、文春の記事を書いた松田賢弥氏が、「すさまじいの一言だ」と、手紙のインパクトを強調するコメントを寄せている。東京スポーツも、「小沢グループのダメージは!?」と題して社会面で報じている。
一方、小沢氏を擁護する論調で一貫している日刊ゲンダイは、「女房が『バクロ女』に変わるとき」と題して、暴露本を出版した女優の長谷川理恵さん(38)や離婚裁判中の美元さん(32)などを例に
「まさかうちの古女房に限って、とケアを怠っていたら、後悔することになる」
と、一般論に持ち込んだ。なお、この記事では、手紙の「放射能が怖くて~」のくだりは取り上げられていない。