「釈明会見などの予定はありません」と大阪府
南野さんは人気アニメ、ゲームの制作に関わる会社が設立した音楽レーベルのプロデューサー。通り魔に襲われ死亡したのが南野さんだとわかると、ネットでは死を惜しむ大量の書き込みが掲示板や「ツイッター」に溢れた。
その翌日の11日、松井阪府知事が記者団の前で、今回の通り魔事件について質問されると、
「死にたいと言うんだったら、自分で死ねよと。人を巻き込まずに自己完結してほしい」
と発言した。このニュースが流れるとネットが騒然となった。ネットの掲示板やブログには、
「これ役人が言っていい事じゃないだろ。自殺幇助にならんの?」
「現在の自殺者数にしたって行政の責任は少なくないというのに、身勝手な事だよ」
といったものや
「内心、みんなが思ってることじゃん。建前ばかり、喋る保身的な奴より好感もてるよ」
「正論だわー、公で言ってくれてすっきりだわ。ただの自殺志願者に言うのならおかしいけど、狂人には何も間違ってはいない発言では?」
などといったものが出ている。
松井知事はこうした議論をどう受け止めているのか。大阪府企画課報道グループに問い合わせてみたところ
「今のところ、特に騒動になっているわけではありませんし、釈明の会見をするなどといった動きもありません」
ということだった。