日本人男性との初デート 「割り勘」に中国女性が衝撃

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日本では6年間で「割り勘率」大幅上昇

   確かに、ブログの筆者が指摘するように、日本でのデートは割り勘が一般的なようだ。

   少し古いが、1998年と2004年に約9000人を対象にキリンビールが行った「『20代のお酒の飲み方』に関する調査結果」だと、割り勘比率に近いデータが示されている。「恋人とお酒を飲む時の男女別支払い比率」を見ると、04年が男性54%、女性が46%。ほぼ折半していると言える。ただし、前回1998年の調査では、男性61%、女性39%と、男性がおごる割合が、かなり高かった。この変化について、キリンでは「『自分らしく等身大』の価値観がよみとれる」と分析している。平たく言うと「男性が無理しておごることが少なくなった」ということのようだ。

   この傾向は、最近の調査でも同じだ。マーケティング会社のインフィニティが2011年に独身女性130人を対象に行ったアンケート調査によると、クリスマスのデート代について45.4%が「割り勘」と回答している。

   ただ、中国でも都市部では状況が変わりつつあるようだ。新華社通信系の「中国証券網」によると、武漢市(湖北省)の約10校に所属する、異性と交際中の大学生約120人を対象にアンケートを行ったところ、「デート代を割り勘する」との回答が全体の92%にのぼり、「すべて男が負担」との回答は4%に過ぎなかった。

   アンケートに答えた女子大学生は、

「女性は強くあるべきで、経済的独立は、その現れだ」

などと話したという。

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