日本人と中国人の金銭感覚の違いが、ネット上でちょっとした話題になっている。日本人は、デートで「割り勘」することが少なくない。だが、中国人留学生が日本人男性と交際して初めてのデートで「割り勘」になって面食らったというのだ。
留学生によると、中国人は「デート代はほとんど男性が出す」そうで、カルチャーショックは大きかったようだ。だが、中国でも、状況は少しずつ変わりつつあるようだ。
女性が払うというと相手に嫌われる
問題提起をしたのは、働く外国人や留学生が情報発信している「A Power Nowニュースブログ」に寄稿している中国人の女性留学生。このブログは、ライブドアの「BLOGOS」に配信されており、比較的読者も多い。ブログに2012年6月7日に投稿された記事によると、筆者は割り勘に対して、
「恋人とのデートなのに、なぜ自分もお金を払わなければならないのかという理由に関してまったく見当がつかなかった」
と、驚きを隠さない。そして、
「中国では、少なくとも私の出身地の浙江省では、デート代はほとんど男性が出します。ランチとかの食事代については絶対といっても過言ではありません。実際、女性が払うというと相手に嫌われます」
と説明。男性が全額払うことが相当徹底されているようだ。その理由については、
「ズバリ、男のプライトとメンツです」
と断言している。