ニュートリノ「超光速」撤回 ケーブルの接続不良が原因

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   名古屋大学などが参加する国際研究グループ「OPERA(オペラ)」は2012年6月8日、素粒子の一種「ニュートリノ」が光よりも速く飛ぶという11年9月に発表した実験結果を撤回した。京都市で開催中のニュートリノ・宇宙物理国際会議で明らかにしたもので、再実験の結果、光速とほぼ同じ速さだったという。

   「測定ミス」の原因は、機器に取り付けた光ファイバーケーブルに約1.5ミリの隙間があったことで、この接続不良が計測用の時計にずれを生じさせた。

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