オウム真理教元信者の菊地直子容疑者はゲームオタクで、ネットゲーム「ファイナルファンタジーXI(FF11)」のオフ会にも参加していた――。こんな情報が「ツイッター」や掲示板で急激に広まり、ネットで話題になっている。
愉快犯的なウソの書き込みだったり、人違いという可能性もあるが、菊地容疑者の趣味はゲームだったという報道もあり、情報を信じる人も出てきている。
「FF11のオフ会来てたじゃないすかwww」
コピーされてネット上に大量に出回っているのが2012年6月4日付けのこんな書き込みだ。
「ネトゲ仲間に自称横浜在住の夫婦がいて、ほぼ毎日INしてたんだが、昨日からINしない・・・」
「ちょっと待て櫻井さんてwwwwwwwwwwww」
「FF11のオフ会来てたじゃないすかwwwwwwwwwおでん鯖の人!!!!!!」
「5年前くらいのFF11おでん鯖での旅行オフの現地参加組で何回か参加してた人だよ!!会場代立て替える時に実名交換してたから普通にしってるぞ」
問題の女性は「櫻井」と名乗っていたといい、菊地容疑者が逮捕された6月3日以降は「FF11」にアクセスしておらず、警視庁が菊地容疑者の写真を4日に公開したため、ネトゲ仲間が気付いたというのだ。菊地容疑者は「櫻井千鶴子」の偽名を使っていた。
この書き込みは掲示板「2ちゃんねる」に出たもので、個人が運営するニュースブログに取り上げられ、「ツイッター」などで拡散、6月6日にネットで大騒ぎになった。
報道によれば菊地容疑者の趣味はゲーム。パソコンにも堪能で、家宅捜査でゲーム機が見つかっている、という。また、逮捕前は介護の仕事に就いていたが、同僚と居酒屋に行き、「女子会」にも参加していたなどと報じられていることで、「ネットゲームにはまり、オフ会に参加していたのも頷ける」という人も少なくない。