AKB総選挙今や「地域の戦い」 大島優子の地元、朝日宇都宮総局も大興奮

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   2012年6月6日に開票が行われた「第4回AKB48選抜総選挙」で、前回は2位で悔し涙を流した大島優子さんが1位に返り咲き、センターポジションを射止めた。

   し烈な選挙戦の裏で、メンバーの出身地の朝日新聞支局・総局が地方の威信をかけた「ツイート合戦」を行っていた。

「九州勢を甘く見るな!」に宇都宮「健闘祈ります」

宇都宮総局から熱烈応援を受けた大島優子さん(11年8月24日撮影)
宇都宮総局から熱烈応援を受けた大島優子さん(11年8月24日撮影)

   朝日新聞宇都宮総局の公式ツイッターアカウントは、前田敦子さんが選抜総選挙を辞退する際に「栃木出身の大島優子さんを推す者としては、気になるニュース」とツイートするなど、大島さん推しを公言している。5月に入ってからは、「栃木出身の我らが大島優子さんは、次期センターのド本命ですね?」「栃木の星・大島優子さんを今年も勝手に応援します!」とツイートしている。

   しかし地方出身のAKB48メンバーは大島さんだけではない。たとえば前回3位の柏木由紀さんは鹿児島県出身だ。宇都宮総局が「我らが栃木出身の大島優子!」と鼻息荒くしていると、フォロワーから「いつから地方合戦に」と突っ込まれ、宇都宮総局は「か、かごんまにゃ、負けないぞ~!」とツイートした。さらに鹿児島支局がツイッターをしていないと知ると、「まだツイッターも始めてないみたいです。よって優子さんの勝ち!」と煽った。

   すると朝日新聞西部本社高校野球担当のツイッターアカウントが食いついてきた。「高校野球同様 九州勢を甘くみてもらっちゃ困ります」「九州勢は速報2位の柏木由紀さん(鹿児島出身)、4位の指原莉乃さん(大分出身)、6位篠田麻里子さん(福岡出身)と上位にひしめいています。さらに、昨年選抜にあと一歩だった梅田彩佳さん(福岡出身)が14位に急上昇し、選抜入りを虎視眈々。優子さんも安泰ではないですぞ」と対抗心をむきだしにした。

   これに対し、宇都宮総局は「九州勢の健闘を祈ります!優子さんの一番の敵は『油断』」と、大島さんの1位を信じて疑わない、余裕を感じられるツイートで応戦した。

   九州は特に地域の盛り上がりが高まっていた。鹿児島県の雑貨店では、同県出身の柏木さんとHKT48の宮脇咲良さんを応援する特設コーナーを作ったほか、大分放送の「旬感!3ch」という番組では5月30日に指原さんの特集を放送するなど、全面的に出身メンバーをバックアップしていた。

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