「ひげの殿下」三笠宮寛仁さま、ご逝去 66歳

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   天皇陛下のいとこにあたる三笠宮寛仁(ともひと)親王殿下が2012年6月6日、咽頭(いんとう)がんで入院中の佐々木研究所付属杏雲堂病院で亡くなられた。66歳。宮内庁関係者が明らかにした。

   昭和天皇の末弟・三笠宮さまの長男で、皇位継承順位は6位。障害者福祉やスポーツ振興などに積極的に取り組んだほか、メディアにも積極的に登場し、その容貌から「ひげの殿下」の愛称で親しまれた。妻は麻生太郎元首相の妹・信子さま。彬子さま、瑶子さまの2人の娘がいる。

   平成3年の食道がんの手術以来、のどなどにできたがんのため、これまでに16回の手術や治療を受けていた。このほかアルコール依存症や不整脈の治療のため、たびたび入院された。近年は人工喉頭と呼ばれる器具をのどに当てて会話をされていたが、昨年まで積極的に公務を続けていた。ことしに入って、のどのがんを切除する手術を受け、入院を続けていた。

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