高収入の芸能人の親族が生活保護費を受給していた問題への批判が高まる中で、AKB48メンバーの秋元才加(あきもと・さやか)さん(23)が2012年5月30日深夜にブログを更新し、受給の事実を否定した。
週刊誌がAKB48メンバーの親族にも受給者がいる可能性を指摘し、秋元さんの名前が取りざたされたことを念頭に置いているとみられる。
文春記事「AKB48にも生活保護受給が2人いた!?」
「週刊文春」2012年6月7日号では、「河本もビックリ? AKB48にも生活保護受給が2人いた!?」と題して、メンバーのうち2人の親族が、過去に受給を受けていたり、今も受けている可能性を指摘している。2人のメンバーが名指しされている訳ではないが、そのうちの1人について、記事では
「幼い頃から貧乏生活をしていたというそのメンバーは、アルバイトで学費を稼いだという逸話を持つ苦労人でも知られている」
と紹介している。
「確かに人から比べたら貧しい家庭だったかもしれませんが」
「文春」は首都圏では5月31日発売だが、5月30日午後の段階で記事のコピーがネット上に掲載されている。秋元さんは、家庭の経済的状況の厳しさを話題にすることも多いことから、文春が指摘したメンバーのひとりは秋元さんなのではないかとの見方が広がっていた。このような状況を受けてブログが更新されたとみられる。
ブログでは、
「秋元家での生活保護受給の事実はありません。スタッフさんから秋元では無いか?というお声を頂きましたが、そんな噂が出てしまうとは!!!」
と受給の事実を否定した上で、改めて
「バイト、掛け持ちしていました。つまみ食いもしていたかもしれない。笑 確かに人から比べたら貧しい家庭だったかもしれませんが愛情はたっぷりの幸せな秋元家です 恥ずかしくなんかありません。それが私を造ってきた全てだから」
と、「苦労人」としてのエピソードをつづっている。
一方、
「確かに近年母親が体調を崩し、その時期は私もまだまだの収入だったので、秋元家の中で生活保護受給の話題はよく上がっていましたが…」
と、一時期は受給が現実味を帯びていたことは認めている。