FX取引初の「円・人民元」7月から、セントラル短資FX

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   外国為替証拠金(FX)取引業者の大手、セントラル短資FXは2012年7月2日から、個人投資家や法人顧客を対象に「人民元・円」取引を開始する、と5月30日に発表した。

   中国の通貨「人民元」は切上げ圧力が強いことや、高成長を背景とした高金利通貨でもあり、為替差益と金利収益の両方が期待できるのが魅力で、個人投資家や法人の関心が高い。現物の人民元の対円取引の取り扱うFX会社は初めてとなる。

   取引単位は1万元(約12万5000円)からで、元手(証拠金)に対して、レバレッジ(証拠金倍率)10倍までの取引を可能にする。他通貨の通常25倍に比べ倍率は小さいものの、相場動向によって大きな損失を被る可能性がある。

   6月から、人民元と円の直接取引が銀行間で始まることで取引が活発になると予想し、他のFX会社に先駆けて取引を開始する。

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