「自分が役所の福祉課に在籍の頃も不正受給はあった」
お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さんの母親の生活保護受給問題が盛り上がりを見せる中、今度はお笑い芸人のアントキの猪木さん(38)が「参戦」した。
生活保護費でパチンコしていたことつきとめる
アントキの猪木さんはプロレスラー・アントニオ猪木さんのモノマネで知られ、身長183cm、体重92kgの大きな体と、本物そっくりの顔とかけ声で人気を集めている。そんなアントキの猪木さんだが、以前は茨城県千代田町(現・かすみがうら市)に勤める公務員だった。
2012年5月29日更新のブログで、アントキの猪木さんは、
「生活保護者の不正受給が増えているが今に始まったことじゃない。自分が役所の福祉課に在籍の頃も不正受給はあった。」
と市役所につとめていた時代を振り返り、生活保護費を不正受給している疑いがある人を尾行したことがあると明かした。
「支給日の朝9時 いつものように怪しい受給者が役所に保護費を受け取りに来た。前々から怪しいと思っていたので尾行した。役所から見える範囲は足を引きずって歩いている。しかし、玄関を出て死角になった瞬間正常に歩きだし自転車に乗って去って行った。気になったので更に尾行した。するとパチンコ店に入って行った。しばらく様子を見てると保護費袋から現金ですか~。パチンコを打ち始めた。」
ここまでを尾行でつきとめることができたが、生活保護費の受給停止にはならず厳重注意で様子を見ることになったという。
また、児童扶養手当の不正受給をしている人もいたといい、
「母子家庭のはずが男が住んでる。調べてみると離婚したはずの男。前夫だ。こんな事実は沢山あるが受給停止まで至らない。大変な問題だ。」
と憤怒している。ブログの最後は「民生委員とケースワーカーの活躍に期待。」と結んだ。