私有地に入る、道路に寝そべる… スカイツリー大盛況の裏でマナー問題浮上

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   2012年5月22日に「東京スカイツリー」が開業した。連日多くの見物客でにぎわっているが、周辺地域にとっていいことばかりではなさそうだ。

   撮影のため私有地に無断で立ち入る、ごみのポイ捨てなど、マナーの悪い客も多く、住民は頭を悩ませている。

住民や駅員が尻拭い

眺めは立派だが…
眺めは立派だが…

   5月23日の「モーニングバード!」(テレビ朝日系)では、撮影のためにロープに張られているマンションの駐車場内や外付けの階段に立ち入ったり、車道に仰向けに寝転んだりする見物客の姿を放送した。また、深夜に若者たちが車でやってきて、大声で騒ぎながらライトアップされたツリーを見物していくという。

   5月24日付の産経新聞は、観光客のマナーをめぐり住民との摩擦が生じていると報じた。食べ散らかしたごみが放置され、自販機横などに設置されたごみ箱からはペットボトルや空き缶があふれ出している。民家やマンションの壁には「ゴミのポイ捨て禁止!ルールを守って楽しく観光!」「関係者以外、駐車場に入ることを禁じます」などと書かれた張り紙がされているという。

   ツイッターでも、

「撮影のために止まって道塞いだり、一方通行逆走で来るとか、あり得んのだけど」
「スカイツリーの周辺にゴミ捨てる人、道路に寝そべって危ない人、マナー悪い人多いよ」
「地元の方がゴミ拾いをしていました。タバコの吸殻、弁当の空容器、ビニール傘等、マナーの悪さにガッカリです」
「スカイツリー効果か知らないけど押上駅のゴミ箱が溢れてて駅員さん片付けてたわ…」

など、見物客のマナーの悪さを指摘するツイートがいくつも見られる。

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