過去にもスポーツ紙などが疑惑指摘
疑惑を最初に報じたスポーツ報知の2009年9月26日付記事によると、沢尻エリカさんが、夫の高城剛さん(47)とスペインなどで海外生活している中で薬物を使用していたという情報があった。また、日本でも、酒井法子さんが参加していた奄美大島のイベントにエリカさんらもいたと週刊誌などに指摘された。このときは、「重大な契約違反」があったとして、芸能界引退の危機と指摘されていた。
その後、エリカさんは、契約解除による引退危機を乗り越え、新しい事務所エイベックス・マネジメントに所属して、今回ようやく女優復帰を果たしたところだ。
文春記事のような「大麻中毒」の状態があるのか疑問も指摘されているが、エリカさんが薬物を使用しているのは本当なのか。
スターダストプロモーションとエイベックス・マネジメントでは、責任者が不在だといい、取材の回答が得られなかった。
配給元のアスミック・エースエンタテインメントでは、映画宣伝グループの担当者がこうコメントした。
「今回の報道に関しましては、記事の信憑性が不明であり、エイベックスにコンプライアンス違反はないことを確認しています。また、エイベックスからは、『記事内容は事実無根』と聞いていますので、今まで通りの予定で映画を配給したいと考えています」
エリカさんの体調などについては、発表された以上のことは聞いておらず、いつ復帰するかなども分からないという。
文春記事については、映画に対する誹謗中傷ではないので抗議はしないといい、12年7月14日からの公開に支障があるかなどは、お答えする必要はないとしている。