体調不良だとして休養している女優の沢尻エリカさん(26)について、週刊文春が「大麻中毒」が原因だなどと報じた。これに対し、主演映画「ヘルタースケルター」の配給元では、「事実無根と聞いている」として、予定通り映画を公開するという。
沢尻エリカさんが2012年5月15日から突然休養に入ったのは、映画の役にのめり込みすぎて、心身のバランスを崩したなどと当時説明された。全裸セックスシーンなど過激な演技があったからだ。
薬物検査で陽性反応と報じる
医師からは一定期間の静養が必要と診断されたというが、週刊文春の5月24日発売号は、決定的証拠を得たとして、その真相は違うと断じた。
それによると、前の所属事務所スターダストプロモーションは、酒井法子さんらの薬物事件を受けて、09年9月10日にエリカさん同意の下で薬物検査を行った。その結果、大麻の陽性反応が出た。しかし、エリカさんは、大麻の使用を止めることはできないと表明した。これに対し、事務所では、9月29日付でエリカさんに契約解除を通知した。
記事では、事務所代理人弁護士の職印が押されたとする通知書の写真が載せられている。
さらに、スペイン・バルセロナの大麻インストラクター男性による証言として、エリカさんは10年から11年末まで、男性の元に通って大麻を吸ったりしていたとした。エリカさんは、映画がクランクアップした12年2月から、感情の起伏が激しい異変が見られたと指摘し、休養直前の4月下旬に女性誌記者に当たり散らすなどしてクスリのうわさがあったともしている。
前の所属事務所に契約解除されたときは、確かに、エリカさんに薬物使用の疑惑が指摘されていた。