小宮悦子さん「声優」に転身か 所属プロ替えて「第二の人生」?

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   テレビ朝日系「ニュースステーション」などのキャスターを勤めていたアナウンサー出身の小宮悦子さん(54)だが、このたび声優をメインに抱えるプロダクションに所属したとして驚きが広がっている。

   所属したのは「81プロデュース」で、ここにはアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」「化物語」などに出演した加藤英美里さんや、「コードギアス~反逆のルル―シュ」「黒執事II」出演の櫻井孝宏さんなど多数の人気声優を抱えている。ネットでは「小宮はアニメの声優に転進したのか?」など盛り上がっているが、実際はどうなのだろうか。

小宮のプロフィールに「サンプルボイス」

   81プロデュースは公式ホームページで2012年5月23日、小宮さんが所属することになったと発表した。小宮さんを紹介するページもできていて、写真の横には「サンプルボイス」のボタンも付いている。これは声優特有の仕様で、アニメ制作会社などがキャストを選ぶ際の参考として試聴するものだ。声優はここで自己紹介をすることも多いが、小宮さんの「サンプルボイス」には24日現在まだ音声が入っていない。

   小宮さんといえば1981年にテレビ朝日に入社し、85年から13年間「ニュースステーション」でサブキャスターとなり「えっちゃん」の名で親しまれた。テレ朝退社後はフリーになりテレ朝と専属契約を結び夕方のニュース番組「スーパーJチャンネル」や「サンデーフロントライン」のメインキャスターを務めるなどテレ朝の顔として活躍したが、11年9月の「サンデーフロントライン」終了後は、レギュラー番組がなくなってしまった。テレビ朝日広報に話を聞いてみると、小宮さんとの専属契約が切れたのはだいぶ前のことなのだという。

   なぜキャスターを降板したのかについては様々な憶測が出た。週刊ポスト2011年9月30日号には、「スーパーJチャンネル」の頃から週5日の仕事は辛いと漏らすようになり、レギュラーが無くなった時には、これで休めるとホッとしていた、と書いている。私生活では二度離婚をして現在は母親とマンションに2人暮らし。将来の母親の看護などを含めいろいろと考えているという。

「これからの活躍をお楽しみに」と所属事務所

   テレビ朝日の報道番組に長く携わった関係者は

「小宮さんは長くキャスターをやってきましたが、自分のキャスターとしてのスタイルに限界を感じたのだと思う」

と打ち明ける。

   「ニュースステーション」の久米宏さんのサブとして、またスタイルのよさで人気が出たが、年を重ね、他のキャスターと比較し、キャスターを続ける意味を見失ったのではないか、というのだ。

   この関係者は昨年2月にNHK「鶴瓶の家族に乾杯」で尾道に行った小宮さんをテレビで見て、何か新しいことをやりたいんだな、と強烈に感じたそうだ。

「生活するお金は潤沢にあるでしょうし、キャスターに拘ることなく、いろんな仕事をやってみたいのでしょうね。声優のプロダクションに行ったのも『もっと楽しみたい』そう思っているのではないですか」

と関係者は話している。

   それではどんな経緯で小宮さんが「81プロデュース」に所属することになり、アニメの声優もやるのかどうか聞いてみたが、「81プロデュース」では

「これまで以上に仕事の幅が広がると思いますので、お楽しみにしていてください」

ということだった。

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