吉本の社員ではなく個人事業主
ある番組では、準一さんは、仕事が終わるとほぼ毎日飲みに行き、多いときは、後輩が50人ぐらい来て、会計が100万円を超えたことがあると紹介された。別の番組では、よく行くクラブでスーパーVIPルームに入っていたと暴露され、準一さんも「オレ、どんだけそこでお金使ったか」と明かした。夫婦で190万円の腕時計を購入したと発表されたこともある。
また、母親を紹介した著書「一人二役」がベストセラーになり、印税が4000万円ほど入ったと報じられた。最近は、出演する韓国語会話のアプリ販売も好調とされている。
よしもとクリエイティブ・エージェンシー側は、バラエティ番組での発言について、「本人は、遊びとして話を膨らませている部分があります」と演出であることを強調した。
実は、準一さんは、吉本の社員ではなく、個人事業主であり、交際費などは営業活動のための必要経費だったとした。吉本とは代理人としてのエージェント契約を結んでおり、出費について「一律に非難するには当たらないと思います」と言っている。著書の印税については、本人の取り分や公称部数と実数の違いなどから4000万円にはとても届かないとした。実際は、準一さんの収入状況に余裕はないという。
吉本に詳しい芸能界の事情通は、本人が釈明しないことについて、「彼は売れてからも生活保護を受けていたわけで、そこが一番問題ですよ。ですから、まずは会見などで謝罪するべきです」と手厳しい。
ただ、準一さんはあくまで個人事業主であり、「吉本に管理責任があるとしても、知らなかったこともあるかもしれません」と言う。「吉本は、事態を収めたいと思っているのでしょうが、何とも歯切れが悪いですよね。何か、しゃべれない事情があるのかもしれませんね」