ダイハツ「コペン」惜しまれつつ生産終了へ 一部のディーラーでは「売り切れ」

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後継モデルの開発進行中か

   コペンがコスト優先でなく、スポーツカーらしく「走り」を優先したメカニズムを採用した一例としては、軽では珍しい4気筒エンジンが挙げられる。3気筒が主流の軽市場で、ダイハツはコペンには静粛性が高く、スムーズで力強い4気筒エンジンを搭載。4気筒は一時、スバルが軽の全車に搭載していたが、ダイハツもコペンにはこだわりを見せていた。アウディの初代TTクーペを彷彿とさせるデザインも、評価が高かった。

   このためコペンはデビューした2002年にグッドデザイン賞の金賞に輝いたほか、日本カー・オブ・ザ・イヤー2003の「10ベストカー」、RJCカー・オブ・ザ・イヤー2003の優秀車賞を受賞するなどした。

   発売から10年を区切りにコペンは生産終了となるが、ダイハツ内部では後継モデルの開発が進んでいる模様だ。RX-8の生産終了とともにロータリーエンジンが市場から姿を消し、後継モデルの噂すら聞こえないマツダとは、対照的な生産終了となりそうだ。次期コペンの行方が注目される。

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