オンライン英会話サービスの「レアジョブ」(東京・渋谷区)は2012年5月14日、外部からの不正アクセスにより会員登録している約11万人の個人情報が流出した可能性があると発表した。レアジョブは障害復旧のため、15日9時から19時まで、公式サイトと全てのメールアドレス(@rarejob.com)での送受信を停止している。
発表によると、5月10日にレアジョブのウェブサイトが不正アクセスによって改ざんされた形跡が認められ、さらなる調査の結果2月と3月にも計3回の不正アクセスの形跡があった。2月の不正アクセスの際、個人情報データベースに対して攻撃が可能な状況になっていた。流出の可能性があるのはメールアドレスやパスワード、Skype名などの登録情報とレッスン受講履歴だという。
レアジョブは5月13日18時にサービスを停止し、所有するサーバー全台について初期化を実施することを決定、現在作業を進めている。