特に経済誌、ファッション誌が厳しい状況
なお、木曜日発売の雑誌は「週刊文春」(49万2844部、2.2%増)「週刊新潮」(38万9948部、0.5%減)と、ほぼ横ばいだ。いずれも主要な読者層は中高年とみられるが、「性特集」はやっていない。
それ以外の雑誌の分野としては、「週刊女性」「女性自身」「女性セブン」といった女性向け週刊誌は、11年上期に比べれば微増しているものの、10年下期の水準を割り込んでおり、苦戦が続いている。
ビジネス誌や女性向けファッション誌は、かろうじて微増した「Ray」や「mina」を除けば総じて「右肩下がり」。とくに経済誌では10%以上、ファッション誌では20%以上の落ち込みとなっているところが目立っており、厳しい状況となっている。