「笑顔も一緒に咲きますように…」 被災地に花とまごころをとどけよう【福島・相馬、岩手・大船渡】

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「ひきこもりがちな母も、この花を見ればきっと笑ってくれる」

花とメッセージを受け取った「ひまわりの家」の池内さと子さんは「これを見れば母にも笑顔が増えると思います」と喜ばれました(2012年4月27日 福島県相馬市)
花とメッセージを受け取った「ひまわりの家」の池内さと子さんは「これを見れば母にも笑顔が増えると思います」と喜ばれました(2012年4月27日 福島県相馬市)

   施設利用者の一人、佐々木文子さんが受け取ったのは、愛知県に住む30代の女性からの「お花が咲いたとき、皆さんに笑顔が咲きますように」というメッセージカードとお花です。「嬉しいです。部屋の中に置いていつも眺めていたいです」と、笑顔で話してくださいました。

   同じく施設利用者の池内さと子さんは、原発事故により立ち入り禁止区域となった南相馬市の小高区から母親とともに避難し、現在は相馬市の小池長沼仮設住宅で生活しています。仮設に来て以来、母親は塞ぎこんでばかりとのこと。池内さんは、受け取った花を手に、「仮設に引きこもっているお母さんも、この花とメッセージを見ればもう少し笑ってくれると思います」と喜んでくれました。

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