女性記者「かみ合わないなと…」
一方、橋下市長は、質問以前に「基本的事実」の理解度を確認しようとした。「起立斉唱を命じたのは、誰が誰に対してか」という「基本的なこと」を女性記者が「勉強していない」などとして、激しい口調で「逆質問」を繰り返した。
「誰が誰に?」「答えられないならココに来るな」「(元資料を)読んでから来い」
といった調子だ。以降も、
「質問の仕方が悪い」「あまりにも勉強不足」「自分でとんちんかんなのが分かってないの?」
と厳しい指摘を続けた。女性記者が何を質問したいのかが、分からないとも話した。
女性記者は、橋下市長からさえぎられながらも、質問を続けようとし、結局、会見の終わりの方では、「(質問は)これぐらいにしときます」「かみ合わないなと…」と「逆襲」した。
橋下市長が「何を質問したいかが分からない」といい、質問者の女性記者も「かみ合わない」と話したバトル会見について、市役所の公開動画ではコメントをつけることができない設定のため、動画をみた視聴者の印象はすぐには分からなかった。動画を見た人が今後、ネット上で感想を書き始めると、どんな内容になるのだろうか。