長期金利0.865% 1年半ぶりの低水準

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   連休明けの2012年5月7日の債券市場で、長期金利の指標となる新たに発行される10年物国債(321回債)の利回りが0.865%となり、2010年10月18日以来約1年半ぶりの低水準となった。前営業日である5月2日に比べて0.020%低下した。

   米国景気の減速懸念や、6日のフランス大統領選で現職のサルコジ大統領が敗北の見通しとなったことで欧州の債務問題に対する先行き不透明感が強まり、「安全資産」とされる国債への資金流入の思惑につながっている。

   債券市場では、期間の短い新発5年物国債(103回債)の利回りが0.015%低い0.245%、新発20年物国債(135回債)の利回りは0.025%低い1.650%と、いずれも1年7か月ぶりの低水準になるなど、金利の低下圧力が強まっている。

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