消費者庁「ガチャ」商法に問題ありと判断 ゲーム収益に影響大きい?

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「レアカード」ほしい! 昔からあったが…

   ソーシャルゲーム市場は、2012年には約3400億円市場(三菱UFJモルガン・スタンレー証券)に成長すると予測される。そうした中で、「コンプリートガチャ」は11年から急速に普及しはじめ、ソーシャルゲームの収益の柱の一つとなろうとしていた。

   「コンプリートガチャ」を組み込んだゲームには人気のゲームが多く、ソーシャルゲームの「主流」になりつつあっただけに、ゲーム会社にとって「規制」されれば、痛手は小さくない。

   とはいえ、昔から似たような商法はあった。お菓子メーカーは、人気の野球選手などのカードをポテトチップスの袋に入れて売っていたし、天使や悪魔のシールが当たるチョコレートも登場。シールだけ収集してチョコレートを捨ててしまう子どもが現れるなど社会問題化したが、「コンプリートガチャ」と同様に「レアシール」ほしさに何個も買いしめた子どももいた。

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