テレビ視聴率競争に大異変 フジ失速、テレ朝が躍進

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   テレビ朝日が月間視聴率で開局以来初の4冠を達成した。民放各社では、ここ最近、日本テレビやテレ朝が好調な一方で、これまで圧倒的な強さだったフジテレビが失速するという異変が起きている。

   2012年5月1日にテレ朝が発表したところによると、4月(4月2日~4月29日)のテレ朝の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ 関東地区)が全日(6~24時)、ゴールデン(19~22時)、プライム(19~23時)、プライム2(23~25時)でトップだった。

日テレが8年ぶりに年間トップ

   女子サッカーなでしこジャパンの試合中継や、「世界フィギュア国別対抗戦」などのスポーツのほか、「痛快!ビッグダディ」などのバラエティの特番が高視聴率を記録。「ミュージックステーション」「ロンドンハーツ」などレギュラー番組の特番も好成績だったことが寄与したとしている。月間4冠は1959年の開局以来初だという。

   一方、この1年ほど好調なのが日テレだ。2011年度の視聴率では、これまで7年にわたって首位を守ってきたフジテレビが陥落し、日テレが全日、ゴールデン、プライムの3冠で8年ぶりにトップに躍り出た。

   日テレの成功を強く印象づけたのが2011年秋に放送されたドラマ「家政婦のミタ」。ツイッターを始めとしたネット上でも話題になり、12月放送の最終回は視聴率40.0%という近年希に見る驚異的な視聴率を記録した。2011年4月からスタートした朝の情報番組「ZIP!」もフジの「めざましテレビ」に迫る勢いとなっている。

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