「呼び捨てされ激怒」の橋下市長に反論 小林よしのり氏「常軌を逸してないか?」

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小林氏「お前こそが勉強しろ!」

   「国民が政治家を批判する」際に、敬称を強要されるいわれはないとも書き、

「橋下徹は 『俺を批判するとは何事だ!』 と言っているのだ」

と分析した。単なる「呼び捨ての是非」にとどまらない問題点をはらんでいる、というわけだ。

   小林氏の1日ブログは、約50段落にわたり2000字近い分量がある。

   雑誌対談で批判した橋下氏の大阪都構想についても再論し、

「『都』を乱用するのは『尊皇心なきポピュリズム』だとわしは仕分けした」
「天皇について、皇室について、お前こそが勉強しろ! とわしは言っているのに、橋下はまだわかってない」
「反省する気も勉強する気もないようだ」

と厳しく断じている。橋下氏はツイッターで、小林氏の都構想批判に対し、「もう少し勉強してから批判しろ」(4月27日)と反論していた。小林氏が、勉強するのはそちらの方だと反撃した形だ。

   小林氏は、脱原発や「政治家の人格と政策」の論点についても触れている。ブログの終わり近くでは、「橋下徹が 敬称を付けてほしいなら、 わしに会えばよい」

とも指摘している。小林氏は4月29日のブログでも「橋下市長が望むなら、 わしは会ってもいいですよ」と提案していた。

   橋下氏は5月1日夕現在、ツイッター上では、直接対話の提起を含む小林氏のブログへの明示的な反応は示していないようだ。小林氏の反論がブログに載った4月29日以降も、橋下氏ツイッターには小林氏に批判的な内容が出てくるが、雑誌対談への反論の延長のようだ。

   小林氏が提案した橋下氏との直接対話は、実現するのだろうか。

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