元KAT-TUNの赤西仁さん(27)のファンクラブが、2012年4月で事実上消滅することが分かった。無断入籍でペナルティーを科せられているとされるだけに、「引退するのか」とファンらの間で騒ぎになっている。
赤西仁さんは、女優の黒木メイサさん(23)と電撃入籍し、それが事後報告だったとして、ジャニーズ事務所側の怒りを買った。
不定期配信のメルマガだけに
その後、全国ツアーが中止になったり、主演ドラマを降板したりしており、事務所にペナルティーを科せられたと報じられた。
そして、ファンクラブが2012年4月19日に突然、28日以降は会員サービスがなくなると発表した。仁さんのファンクラブは、KAT-TUNやNEWSなどと合同の「YOU&J」に含まれていたが、それが個別のファンクラブに解体することになった。ところが、仁さんの場合は、コンサート事務局が不定期に配信するメルマガだけになったのだ。
ファンクラブ会員には、有効期限が5月以降の場合は、会費を返金すると通知された。これは、事実上のファンクラブ消滅を意味する。
その理由として、ジャニーズのサイト上では、「赤西仁は、日本での活動のほか海外での活動があり、情報をご案内出来ない場合があるため」と説明している。
突然の発表に対しては、仁さんが引退したり解雇されたりするのか、とファンらの心配する声がネット上で相次いだ。
「今までなら、とっくに干されていた」
東京スポーツでも、ファンクラブ消滅を特集しており、それによると、過去には、SMAPのメンバーだった森且行さん(38)にも同様なケースがあった。
そのときも、ファンクラブから会費返金の通知が行われ、且行さんは後に、オートレーサーに転向して、芸能界を引退している。
ジャニーズ事務所からは、赤西仁さんのその後について発表などはないが、引退なども考えられるのだろうか。
ジャニタレに詳しい芸能界の事情通は、こう解説する。
「ジャニーズ事務所側が相当怒っていましたから、そういう感じもしますね。実際のところは分かりませんが…」
ただ、今回のペナルティーは、ジャニーズにしては、生ぬるいと感じたという。「完全に干されていてもおかしくはないケースです。今までなら、とっくに干されていたでしょうから」。
もっとも、事務所に頼らず、アメリカなどでのソロ活動に活路を見出そうとすることは考えられる。しかし、それもうまくいっていないと報じられており、事情通は、こう指摘する。
「そもそも事務所のバックアップがないと、無理でしょう。日本での活動も、KAT-TUNには戻れないはずですし、芽が出る要素はまだ少ないと思います。妻メイサさんが産後は復帰されるでしょうし、この2年ぐらいはおとなしくしているしかないのでは」