山田五郎が相手ではネタは成立しない?
そして「ももクロ」の曲が流れ終了すると、山田さんは悲鳴のようなため息をついたあと、乾いた笑い声をあげ続けた。しょこたんが
「存じ上げてないと言われて・・・」
と振ると山田さんは
「ううーん、でも、存じ上げてないかー」
と声を張った。しょこたんは「ももクロ」が大好きで、コンサートにも行きたいなどと語ったが、山田さんから帰ってきたのは
「知らないよ!」
メンバー5人はそれぞれ、パープル、レッドといったイメージカラーがある、と紹介すると
「色なの!?この人たちは!!」
と不機嫌になり、
「ゲストはももいろクローバーZでした!」
といきなりコーナーを終わらせた。
驚いたしょこたんは
「早いな!!芋ケンピもあるのに。芋ケンピはスルーか?五郎さん?」
と山田さんに迫った。このコーナーは本来、ゲストが紹介したレシピを2人で食べて感想を述べるものだった。山田さんは
「どこの芋ケンピがわかんねぇんだもん」
などと意味不明の言い訳をしていたが、どうやら「存じ上げておりません」という言葉に憤慨し、これ以上「ももクロ」の話題に触れるのが嫌だったようだ。
「ももクロ」は15~18歳のアイドル。山田さんは美術に詳しいタレント兼評論家で「博識」で知られる。今やともに有名人とはいえ、キャリアが違うし、立ち位置にもズレがある。
今回のハプニングに対しネットでは、山田さんを大人気ないとする意見と、番組の司会者を確認しなかった「ももクロ」はアイドルとして勉強が足りない、という意見に分かれている。また
「年下のアイドルに小馬鹿にされておいしいと思うのは芸人ぐらいだ」
「相手が山田五郎ってのがまた微妙だな。ネタとして成立するか微妙なライン。もっとメジャーなやつ相手ならネタも成立したのに」
などといった意見も出ている。