小沢元代表に無罪判決 陸山会事件

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   資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で強制起訴された元民主党代表の小沢一郎被告(69)に対する判決公判が2012年4月26日午前、東京地裁であり、大善文男裁判長は無罪(求刑・禁固3年)の判決を言い渡した。

   09年に導入された強制起訴制度による裁判での判決は2例目。(1)政治資金報告書に虚偽記載があったか(2)元秘書と小沢元代表との間に共謀があったか、が主な争点で、小沢元代表側は「虚偽記載も共謀もなかった」と、一貫して無罪を主張してきた。指定弁護士側は、当初は、小沢元代表の元秘書、石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=らの「小沢元代表に政治資金報告書の内容を報告し、了承を得た」などとする供述調書を立証の柱にしていたが、東京地裁は12年2月になって「取り調べに利益誘導や圧力があった」などとして調書の証拠採用を却下。指定弁護士側は立証の柱を失い、状況証拠を積み重ねた形での立証を迫られていた。

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