2012年7月27日に開幕するロンドン五輪では、観客はもちろん選手も、会場内や周辺でSNSの使用を禁じられるだろう――英ガーディアン紙電子版が4月13日、このような記事を掲載した。
例えばファンは、動画サイト「ユーチューブ」に当日の競技のダイジェスト動画を投稿したり、選手村の様子を撮影した写真を交流サイト「フェイスブック」に公開したりすることは許されない模様だ。一方選手も、朝食のシリアルの商品名をツイッターでつぶやいたり、選手村の部屋を動画で撮って流したりすることを制限されるとしている。これは、五輪の公式スポンサーのブランドや放映権の保護が目的で、「ブランド監視員」がスポンサー以外の商品や社名が流れるのを防ごうと見張りを行うそうだ。