野田佳彦内閣の支持率が発足以来、初めて3割を切った。日本経済新聞社とテレビ東京が2012年4月20～22日に共同で実施した世論調査によると、野田内閣の支持率は29％だった。前回調査（3月）から5ポイント下落した。不支持率も8ポイント上昇し野田内閣で最悪の62％となった。
野田内閣の支持率は、前回調査で発足以来の下落傾向に歯止めがかかったが、再び下落に転じた。
また、政府が関西電力大飯原子力発電所3、4号機（福井県おおい町）の再稼働について、妥当と判断したことには「反対」が54％で「賛成」の30％を上回った。
国内の原発に関する質問では、原発の再稼働を「最低限にとどめるべき」が46％。「すべての原発を停止すべき」が29％、「安全確認できた原発から順次、再稼働すべき」は20％だった。