卒業後に就職ができず「ニートの状態になることが不安」と答えた大学生が52%にも達することが2012年4月21日、神奈川大学と横浜市内の就労支援団体による共同アンケートで明らかになった。
アンケートは、11年末から12年2月にかけて首都圏の大学生を対象に行い、8割超の1800人余から回答を得た。その結果によると、半分超がニートになる不安を訴えた一方、大学の就職課やキャリア支援センターを「活用したことがない」という回答が55%に上った。学生と大学の協力がうまくいっていない現状が浮き彫りになっている。