「24時間戦えますか」から「笑顔と愛」 あのリゲインCMリメイク版が登場

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   「24時間戦えますか?」――。思い起こせば24年前の日本は「元気だった」。バブルの真っ盛りで、みんな浮かれ気分。このフレーズがうけにうけ、流行語大賞にも選ばれたほどだ。いまの日本に本当に必要なのは、戦える「元気」や「勇気」ではないか。

   そんな風に考えたのか、栄養ドリンク「リゲイン」の、あの一世を風靡したテーマソングが「勇気のしるし2012年バージョン」として復活する。

流行語にもなった「24時間戦えますか!」

新テレビCM リゲイン「リジャパン勇気のしるし」編
新テレビCM リゲイン「リジャパン勇気のしるし」編

   45~60歳代のビジネスパーソンなら、このテレビCMは記憶の片隅にあるはずだ。

「♪黄色と黒は勇気のしるし 24時間戦えますか? アタッシュケースに勇気のしるし はるか世界で戦えますか? ビジネスマン、ビジネスマン、ジャパニーズビジネスマン!!」

   時任三郎さんが24時間、元気に飛び回るビジネスパーソンを演じた。世界をまたに駆けて活躍する威勢のいいビジネスマンが、アタッシュケースに忍ばせる「勇気のしるし」が、栄養ドリンクの「リゲイン」だった。

   「24時間戦えますか」は「流行語」にもなった。栄養ドリンクを飲んで、仕事に遊びに「24時間戦った」バブル時代。このテーマソングを聞くと、どこからともなく元気が湧いてくるかもしれない。

   発売元の第一三共ヘルスケアは「リゲイン」の発売24周年を機に、キャンペーン「Regain Rejapanプロジェクト」を、2012年4月19日から開始した。日本の元気を「リゲイン=取り戻す」がテーマだ。

   「あなたにとって勇気のしるしってなんですか?」との問いかけに、「リゲイン」のイメージキャラクターを務める渡哲也さんは「リゲインの意味は取り戻す、です。日本を盛り上げていきましょう」と話し、「日本復興」を掲げる。

   石塚英彦さんは「おかわり自由」という言葉を掲げる。貫地谷しほりさんは「おいしいごはん!」で、「ごはんがおいしいと思えれば、勇気や元気がやってくると思います」と語る。

   電通総研消費者研究センター・消費の未来研究部長の四元正弘氏は、「活力のあった頃の日本を思い出し、そして自分の姿とダブらせて、『前向きに元気出していこうよ』という、いまの日本への、また自分自身への応援歌になるのではないでしょうか」と話している。

112人がテレビCMに出演

   「リゲイン リジャパン 勇気のしるし」編は4月21日から放映される。一般の人を含む総勢112人がテレビCMに出演。それぞれの「勇気のしるし」をボードに掲げて、老若男女がなつかしの覚えやすいメロディーにのって、楽しそうに「笑顔と愛が勇気のしるし 力を合わせ前に進もう~♪」と、歌いながらメッセージを送る姿がリレーされていく。

   その一方で、「勇気のしるしの歌をつくろう!」と、歌詞を募集する。締め切りは8月末だが、「24時間戦えますか?」の部分が入るかは関心を集めそうだ。

   キャンペーンサイトでも、「日本の元気を取り戻そう」と発信し続ける。「iPhone」を活用したユーザー参加型キャンペーンとして、「リゲイン」のCMをつくる専用のアプリケーションソフトを開発。MTVとタイアップして、若者の支持が高いHAN‐KUN(from湘南乃風)が新しい勇気の歌をつくる。

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