女子大生の自発的な潜伏という結論
それではこの女子大生は半年の間いったい何をしていたのか。
韓国の有力紙「中央日報」11年11月23日付けの年電子版によれば、韓国の警察の捜査で、女子大生のクレジットカード使用内訳や通話記録を分析したが、お金が一度に大量に使われるといった誘拐や拉致特有の状況はなく、連れ添う韓国人男性は恋人のようだった。さらに、男性と一緒の映像メッセージを日本の親に送っていることから、韓国側は
「この女子大生の自発的な潜伏という結論を出した」
と書いている。
また、4月19日付けでは
「『愛の逃避』日本女子大生、韓国男性と別れる」
という見出しの記事を掲載し、今回の「事件」の発端であり、ずっと行動を共にした韓国人男性と思われる人物と4月中旬に破局した、と書いた。産経新聞などの記事を引用したもので、これまでの生活費は韓国観光情報サイト「コネスト」で知り合った日本人観光客から借り、その額は23万円ほどになる。そのときは「日本に帰って返す」と話していたという。