江頭2:50、ネット上の「伝説」「名言」を否定 「こんなのウソに決まってんだろ!」

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出版社からは「名言集」の出版依頼来る

   江頭さんが語った「名言」として特によく知られているのが、「生まれたときから目が見えない人に、空の青さを伝えるとき何て言えばいいんだ?こんな簡単なことさえ言葉に出来ない俺は芸人失格だよ」というものだ。これも「俺じゃないよ!違います!」。

   さらに、「人間というのはワインと違い年を重ねるだけでは旨味はでない」という含蓄のある言葉も「家は酒屋だけどワインは嫌いなんだよ!ワインの喩えは作らない!」と自分の言葉ではないと語った。

   こうしたウソの名言の「せい」で、テレビ局から「江頭さんの名言、凄く感動しました。番組で使わせて貰ってもいいですか」というオファーが来たほか、出版社からも「名言集を出したい」という話があったという。

   そして、最近困っているというのが、小中学生の女の子からファンレターが届くようになったこと。「エガちゃんのことキモイと思ってたけど、名言を見てファンになりました」という内容なのだそうだ。

   端から見ると、せっかくプラスに働いていたデマを否定するのはもったいない気もする。江頭さんも、否定することでファンが減ることは自覚しているが、「はっきり言ってやるよ!そんなファンいらねーよ!」と宣言。「俺は汚い!汚れだぜ!最低の男!」とあくまで裏表のない「汚れ」であることを強調していた。

   数々の江頭さんエピソードが実はウソだったということはネットでも話題になり、ツイッターやニコニコ動画に多数のコメントが寄せられた。

   「『空の青さ』が本人じゃないのはショックだ……」と落胆するものもあったが、「こうやって否定するのが江頭のいいところ」という見方や、「本当だって言うとキレイ芸人になっちゃう。複雑だな」「江頭にはいいイメージは営業妨害だからわざと嘘にしているのでは」という書き込みも多い。

   江頭さんがウソだと言っても真偽に悩む人が多いようだ。「そんなファンいらねーよ!が今回一番の名言」という感想も寄せられていた。

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