超ヒットマンガ「タッチ」続編「MIX」 40代半ば「南ちゃん」はどうなったのか

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   好きなマンガ、アニメのヒロインのアンケートで上位に必ず顔を出すのが「タッチ」の浅倉南。中高年層にとっては永遠のヒロイン像として語られることが多いが、その「タッチ」の続編といえるマンガが始まる。

   「タッチ」連載終了から26年、女子高生だった南ちゃんも40代半ばになっている。どんな人生を歩んできたのか、ネットでは思いめぐらす人がいる一方で、「40代の南ちゃんなど見たくない!」といった感想も少なからず出ている。

26年後の明青学園高校が舞台になる

   「タッチ」は明青学園高校野球部の上杉達也が主人公。ぐうたらな生活を送っていたが、一卵性双生児の弟で天才球児と謳われた上杉和也の交通事故死をきっかけに、弟の遺志を継ぎ野球部に入部する。和也は2人共通の幼なじみ、南ちゃんを「甲子園に連れて行く」と約束していたからだ。

   南ちゃんは野球部のマネージャーで、新体操の選手としても活躍。可愛らしい顔立ちと明るく前向きな性格、そして少し拗ねて見せたりする仕草が「永遠のヒロイン像」などとして人気が爆発した。

   マンガは、あだち充さん原作で1981年から1986年にかけ「週刊少年サンデー」で連載。アニメはフジテレビ系で1985年から1987年まで全101話放送。05年には南ちゃん役に女優の長澤まさみさんを起用し実写映画化もされた。

   2008年と01年には日本テレビ系で1話ずつアニメの新作が特別枠で放送された。達也は大学生からアメリカのマイナーリーグ入りし、南ちゃんは見習いカメラマンとなるが、これは原作にはないオリジナルで、内容には賛否両論分かれている。

   そんな「タッチ」の続編が「ゲッサン」(月間少年サンデー)の2012年5月12日発売の6月号で連載が始まると発表された。「ゲッサン」5月号の告知によればタイトルは「MIX(ミックス)」で、舞台は「上杉兄弟の伝説」から26年後の世界となる、達也と南ちゃんが通った明青学園高校。カラーイラストには達也と和也に似た2人の少年がキャッチボールをしている様子が描かれている。

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