祇園の歩道で車突っ込み8人死亡 「第二の秋葉原か」ネットで憶測

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   白昼の京都・祇園で痛ましい事故が起こった。2012年4月12日13時10分ころ、京都市東山区の四条通りと花見小路の交差点付近で軽自動車が歩行者を次々とはねた。NHKなどの報道によると、病院に搬送された16人のうち男性2人、女性5人が死亡した。車は事故を起こした後逃走したが、約200メートル先でタクシーなどを追い越そうとして電柱に衝突して停止した。運転していた京都市西京区の30歳とみられる男も搬送先の病院で死亡が確認されたという。

   猛スピードを出せるような場所ではない道路で多くの人がひかれたということから、ネットでは「故意ではないか」「秋葉原の事件を思い出す」などと騒動になっている。

「スピードを落とさずに突っ込んできた」

   各紙報道によると、軽ワゴン車がバスと衝突後、信号待ちをしていた歩行者の列に突っ込み、さらに走って道路わきの電柱に激突し大破した。現場は繁華街の一角で、花見客など多くの通行人でにぎわっていたという。

   けがをした人は「信号待ちをしていたら、軽乗用車が南側から速度を落とさずに時速20~30キロで歩行者の列に突っ込んできた。周囲から悲鳴が上がった」、目撃者は「すごい勢いで車が走ってきて、そのまま電柱にぶつかった。人が車の下敷きになっていたので、周りにいた人たちが車を動かして助け出していた」などと話しているということだ。

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