「8条件、聞いて下さるのでしょうか?」
さらに、「支離滅裂」発言に反撃した。
「そのことについて官房長官は支離滅裂とコメントされました。枝野大臣は京都と滋賀の理解を得なければならない。さらには国民全般の理解を得なければならないと発言。その後、理解と同意は異なると発言。官房長官は地元の同意は法的に義務付けられているものではないと発言」
と枝野幸男・経済産業相が4月2日の参院予算委で発言した内容と藤村長官の5日会見発言との「矛盾」を指摘した。さらに、
「僕の国語能力では、理解と同意の区別は分かりません。大阪市が地元の範囲に入るのかも分かりません。国がどこまでを地元とし、そして地元自治体との関係で何を要件とされているのかも分かりません。大阪には国の方針が何も伝わってきません。むしろ国の方針が錯綜していると感じます」
「大阪市のまとめた8条件を前提にして下さるなら、僕の『国は無視すれば良い』という発言は間違いです。8条件、聞いて下さるのでしょうか?これまでの政府のメッセージでは、大阪市は地元ではなく、同意を求められる対象でもないと理解していました」
と皮肉っぽく書いた。文字にはしていないが、「藤村長官は、大阪市など『地元』の同意を得る気はなかったはずでは?」とのイヤミがにじんでくる。
橋下市長は、藤村長官関連では上記4ツイートのみで切り上げ、別の話題に転じた。
藤村長官は4月11日の会見で、橋下市長ツイッターに関する質問に対し、
「正式な提言が(大阪府と大阪市から)あればよく拝見させて頂き、貴重な提言という受け止めをさせて頂く」
と答えた。