高島屋の鈴木弘治社長が2012年4月6日に開いた決算発表会見で、「百貨店市場が5年間で1兆円減り、2016年には5兆2000億円まで縮む」との見通しを示した。日本経済新聞が報じている。
14年2月期に6兆円を目指すイオン1社の売上高を下回ることとなり、高島屋は今後ショッピングセンター事業や海外出店への投資に力を入れるという。
なお、高島屋の12年2月期の連結決算は、経常利益が前年比8.3%の243.6億円、売上高が1.3%減の8581億円で、純利益は前の期に計上した海外店舗の売却益が減って21.3%減の約108.9億円だった。