「読みづらい」「記憶ができない」…
コメントについて、国交省の自動車情報課では、「横長」案について、否定する声が多いと明かした。
「日々いっぱい来ていまして、すでに何百という数になります。1担当者から見ても、その9割ぐらいが否定的な意見です。『読みづらい』『事故が起きたときに、記憶ができない』といった声が多いです。このほか、文字の大きさや色、アルファベット使用にも異論が来ています」
電話では受け付けていないにもかかわらず、2012年4月2日までに50件近くも来ており、担当者も困惑している様子だ。
もっとも、賛成の声も届いており、「大歓迎です」「これを機に、車を買い替えます」「ヨーロッパ系の車には合うので、よかった」といった意見があるそうだ。
「横長」案について、担当者は、EU風のプレートも視野に入れたと認めながらも、「まだそうと決めたわけではありません」と強調した。報道によって、「横長」プレートが一人歩きしているのを懸念していた。また、夏ごろをメドに国交省が結論を出すと報じられたことも否定し、いつごろ方向性が出るのかは分からないと繰り返した。
異論殺到で、国交省も少々神経質になっているようだ。