AKB国歌斉唱「意外」に?好評 「大阪の教職員は見習え」の声も

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   AKB48が2012年3月30日、東京ドームで行われた巨人対ヤクルトの開幕戦で国歌を斉唱した。

   過去にはロック歌手の「君が代」が「下手すぎる」などとネットで炎上したケースもあったが、今回のAKB48は「意外と良かった」とおおむね好評で、その堂々とした歌いっぷりには「君が代に反対している大阪の教職員は見習え」という皮肉も聞こえるほどだった。

「かなり練習したんじゃないかな」

   国歌斉唱に臨んだのは、「卒業」を発表した前田敦子さんのほか、大島優子さん、高橋みなみさん、篠田麻里子さん、柏木由紀さんら総勢16人だ。メンバーは用意された8本のマイクの前に2人ずつに分かれて立ち、少し緊張した面持ちで一礼してから、アカペラで「君が代」を歌い始めた。

   姿勢は直立不動、歌い方もアレンジなどない素直なもので、音程などのずれもほとんどなし。マイクの音量が小さかったのか、テレビでは少し声が小さく聞こえたが、その透明感のある歌声に、歌い終えた後はドームから大きな拍手が巻き起こった。

   手ぐすねを引いて待ち構えていた2ちゃんねらーたちも、これには少し意外だったようで、

「思いのほか上手くてワロタwwwwwちょいと見直したわ」
「なかなかいいじゃないか。こうやって、リズム通りに歌う国歌が、一番いい」
「意外と雰囲気ある 数の論理で細かいところに目がいきにくい効果はあるだろうが かなり練習したんじゃないかな」

と賞賛の声が上がった。そのうまさにかえって、「口パクでは」といううがった見方まで出たぐらいだ。

大阪の教職員は何思う?

   「君が代」といえば大阪府で、卒業式での国歌斉唱に一部教職員が反発したことが話題になったばかり。「国民的アイドル」が「君が代」を歌う姿にこの問題を思い出した人も少なからずいたようで、

「卒業式の君が代斉唱をめぐって裁判などで争っている人々はどんな気持ちでこの映像をみているのだろう?」
「大阪の教師()の中にはAKBファンはいるのかね?w」
「これに対する日教組のコメントを聞きたいものだ」

といった皮肉めいたつぶやき、また「大阪の教師は(AKB48を)見習え」というお叱(しか)りもあった。また上述の「口パク」疑惑と一部高校での「口元チェック」問題とを引っ掛け、

「大阪だと口が動いていればいいから口パクでも問題ないか」

という軽口も飛び出していた。

   なお、橋下徹大阪市長は31日昼の時点で、AKB48の国歌斉唱に特にコメントしていない。

姉妹サイト