大阪府教育委員長結局辞任 「政治の暴走懸念」発言で論議

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「むしろ教組などの暴走を抑えられる」

   生野教育委員長の辞任について、ネット上では、「いいブレーキ役だったのに」「できれば辞めていただきたくなかった」と惜しむ声もある。しかし、「教育委員会のトップとしては当然の行動」「辞めてスッキリ!」などと、むしろ今後のためにもよいとの声が多い。

   「政治が暴走」発言についても、「政治が根本だろ。何言ってんだ」「組合が暴走してきた事はスルーですか? 今はそれを抑えている所だろう」と疑問が相次いでいる。

   大阪府の条例は、主に府立高校が対象だが、これが各市町村で、公立小中学校対象の条例にも広がれば、教育現場に大きなインパクトを与えそうだ。教組などの影響が強かった現場が変わる可能性があるからだ。大阪市では、同様な条例案がすでに提案され、審議されている。

   なお、生野教育委員長の後任について、松井一郎知事は、教組などの影響を排除するためか、公募で選ぶ考えのようだ。

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