自民と民主の政策どこが違うか理解不能 「郵政民営化見直し、消費増税」も横並び

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自民党は民主党のマニフェスト違反を批判できない

   元自民党議員の山内康一衆院議員(みんなの党)も、郵政民営化見直しに関してブログで古巣へもの申した。山内氏は、2005年の「郵政選挙」で自民党公認として初当選していた。

「(郵政選挙時に)郵政民営化推進を訴えた自民党議員は、どんな思いで国会で活動しているのでしょうか。恥ずかしくないのでしょうか。特に感慨もないのでしょうか」

として、自身は依然として民営化は「必要と思っている」と書いた。

   さらに、これでは自民党は民主党のマニフェスト違反を批判できないと指摘した上で、

「消費税増税でも、郵政改悪でも、民主党と自民党は同類です」

と断じた。

   政策については、両党間の「違いはよく分からない」との指摘が以前から出ている。毎日新聞は1月27日付朝刊の社説で、消費税増税への対応などに触れ、「再三指摘してきたように、このまま総選挙に突入しても、民主党と自民党との違いは有権者にはよく分からない」と評した。

   3月26日付朝刊で日本経済新聞が報じた世論調査結果によると、政党支持率は、自民26%、民主24%とほぼ横並びだった。無党派層は、両党を上回る28%で、「無党派層が主要政党を上回ったのは調査開始以来初めて」だ。

   「民主党と自民党との違いがよく分からない」人たちが、無党派層の数字を押し上げているようだ。

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