米アップルが発売した「新しいiPad」(新iPad)の電池の充電が「100パーセント」と表示されているのに、実際には充電が完了していないとの指摘について、アップルは2012年3月23日、米テレビ番組を通して反論した。
充電に関する問題を提起したのは、デジタル機器の調査、評価を手がける米「ディスプレーメイト・テクノロジーズ」。新iPadの充電を検証したところ、「100パーセント」と表示されても、さらに1時間充電を続けないと本当に100パーセントにはならない、としている。
これに対して米経済専門チャンネル「CNBC」のジョン・フォート記者は、番組内でアップルの見解を紹介。それによると「100パーセント充電完了の表示が出ていれば、新iPadの駆動時間として公表している10時間使うことが可能だ」として、充電自体に問題なしと主張した。