JAL「鶴丸」ボーイング787が成田に到着 収益力アップに期待

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ANA機とはエンジンのメーカーが違う

   787は炭素繊維を多く使用して機体を軽量化したことから、従来機に比べて燃費が2割向上。窓も1.3倍に大きくなった上、湿度や気圧も高く保つことができるようになり、居住性が向上した。部品の約35%が日本製で、「準国産機」と呼ばれることもある。現時点では、世界中の航空会社から合計870機以上が発注されている。11年9月に全日空(ANA)に対して世界で初めて納入され、同社は11年11月から国内線を中心に、羽田-フランクフルト線といった長距離の定期便にも投入している。

   ANA機は英ロールス・ロイス社のエンジンを採用したのに対して、JAL機は米GE社のものを採用。内装面では、座席数や天井の照明パターンが異なる。また、JAL機では個人用ディスプレイで電子マンガを楽しむこともできる。

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