日曜夕方に放送されているアニメ「サザエさん」(フジテレビ 原作:長谷川町子)の「じゃんけん」の統計情報を集めたサイトが「あまりに凄い」とネット上で注目を集めている。
サザエさんは1969年に放送がスタート。現在まで続く長寿アニメとして知られ、エンディングでは毎回サザエさんが視聴者にじゃんけんを挑んでくるというのが定番となっている。
過去に出された1000以上の手を統計分析
そんな中、ネット上にある「サザエさんジャンケン学」というサイトが凄い、と話題だ。
じゃんけんが行われるようになった1991年10月からの1000回以上もの放送で、これまでサザエさんが「グー」「チョキ」「パー」の、どの手を出してきたかを掲載し、統計的に分析。2001年の開設以来、サザエさんが次の放送で何の手を出すか毎週予測している。どういう人物がやっているのかは不明だ。
統計がかなり細かく、年毎、月毎、週毎の分布まで掲載されている。過去21年間、3月の第1週で最も多く出された手は「グー」の12回という具合だ。「次の手の傾向」分析では、2011年、「グー」を出した後、再び「グー」を出したのは2回、「チョキ」を出したのは9回、「パー」を出したのは6回などと数字を出している。
最新の3月25日の放送回では、これらデータを元に「チョキ」を出す確率が34.30%で最も高い、と予測。実際には「パー」が出て外していたが、これまでの予測的中率は44.7%だという。