鉄拳のパラパラ漫画「振り子」が泣ける! 動画再生が100万回超えた

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

テレビ番組企画でグランプリに輝く

   パラパラ漫画とは、少しずつ異なる複数の絵を重ねたもので、素早くめくることで、絵が動く。鉄拳さんは、過去にも、テレビ番組でマジックペンで描いたパラパラ漫画をいくつか披露している。人々が連綿と手をつないでいく「ツナガル」といった作品がオチの面白さなどから人気を集めたが、今回は、それをはるかに上回る反響ぶりのようだ。

   「ワンフレーム」の番組では、鉄拳さんは、オリエンタルラジオの中田敦彦さん(29)ら芸能人4人が自作を競い合う「パラパラ漫画部門」に出場した。

   「今回の本命」と紹介された鉄拳さんは、振り子時計で人生を描きたいと思ったと制作意図を明かした。そのため、東京・巣鴨でお年寄りに取材したり、正月に長野の実家に帰省して父親から母親との馴れ初めを聞いたりしたという。

   2011年の大みそかから漫画を描き始め、正月を返上するなどして制作に励んだ。そして、出場者最多という1038枚のコマ漫画を3か月ほどで完成させている。

   作品は、ステージ上で芸能人のゲストや一般客に披露され、見た後に目を潤ませる人が相次いだ。タレントでは、芹那さん(26)が涙が止まらなかったと明かし、トリンドル玲奈さん(20)は、すごい感性と称え、漫画の男性が振り子時計の振り子を止めようとしたシーンにうるっと来たと話した。

   投票の結果、鉄拳さんの「振り子」は、芸能人の評価は割れたものの、一般客の評価が上回って、パラパラ漫画部門でグランプリに輝いた。

   所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーでは、作品について、「もともと絵がうまかったこともあり、各所で好評を得ています」と話す。

   この人気ぶりから、自社が手がけるお笑いの本「ヨシモトブックス」などで様々な企画を考えているといい、他の出版社からもいくつも引き合いが来ているそうだ。

1 2
姉妹サイト